東京都交響楽団第835回定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール)

ソロ・ヴィオラ(店村さん)が素晴らしい『ピーター・グライムズ』「パッサカリア」、細川俊夫弦楽四重奏とオーケストラのためのフルス(河)は、見ていないと弦楽四重奏かオーケストラかが解らないところがあった。弦楽四重奏が「人」で、オーケストラがその内外に拡がる自然、宇宙なのだそうだが、なかなかそれは感じることはできず、妖精が飛び交うような雰囲気だった。スクリャービンの『神聖な詩』は、トランペットをはじめとする金管がとても印象的。この演奏会は、オペラシティコンサートホールが合っていたと思う。

指揮:大野和士

弦楽四重奏:アルディッティ弦楽四重奏団

コンサートマスター:山本友重

ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』より 「パッサカリア」 op.33b

細川俊夫弦楽四重奏とオーケストラのためのフルス(河)−私はあなたに流れ込む河になる−(2014)(日本初演

スクリャービン交響曲第3番 op.43《神聖な詩》